暗黙のルールの理由(わけ)は・・?
2017年06月04日掲載
暑い日も多くなってきています。
そんな中、黒いスーツに身を包んだ就職活動女子が目立ちます。暑くても、汗ばんでも、ダサくても、似合わなくても、就職活動には紺でもグレーでもなく黒のスーツで白い襟のついたブラウス・・・という定番はいつごろ決まり、誰が決めたのでしょうか。
そう言えば大昔、私が小学校のときにもありました。
「中学お受験面接時の母親は地味な黒のスーツを着て髪の毛はまとめる」という暗黙のルールです。私は東京の場末の小学校出身で、私立中学校受験する子は同級生にひとりもいず、その学校を受験するのも小学校始まって以来という、情報が極端に枯渇していた状態だったからか、お受験面接時に母親は和服の訪問着を着て臨みました。黒一色の人々の中、極楽鳥のような母親と父親、私の一家は大変目立ったことを覚えています。
結果、この学校には受かったのですが通うことはありませんでした。
洋服は全く関係ないということですね。それでも少しの不安をかき消すために皆と同じ「黒のスーツ」を着てしまう、ということでしょうか。今一度、母親にその時の気持ちを聞いてみたい気がします。 (M.K.記)
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