「チョイわる」から「やんジー」へ
現代の小学生の運動能力は低下の一途をたどっているそうですが、65歳以上の
方々の体力はうなぎ上りです。老人は元気です。いや、もはや誰もこの世代を
老人とは言わないでしょう。それでは、何と呼べばいいのでしょう?
「やんちゃジジイ」→「やんジー」(男性限定)だそうです。
この若々しい世代の方々のための新雑誌「MADURO」を読むと、「乗らず
に死ねるか ビッグバイク」という、岩城滉一が後ろに20代と思われるセクシ
ー美女を乗せた写真の特集を組んであります。又、「制限しろと言われても思
いっきり食べたい低糖質で美味しいふすまパン」という糖尿病を意識している
食事特集や、見た目5歳若くなる姿勢矯正ベルト等も紹介されていて、イマ時
の草食男子にゃ負けねえ!と言う遊びもしたいが、ちょっと体も心配・・とい
う葛藤する心が見え隠れしています。
一方、TVでは火野正平が老眼鏡をかけて視聴者の手紙を読み、「人生下り坂、
サイコー!」と言いながら、地元のおばちゃんやおねーちゃんにちょっかいを
だしつつ、楽~な感じで自転車(チャリ男君という)旅をしています。
つっぱって岩城滉一路線でいくか、さらけ出して火野正平風でいくか、どちら
にしても、昔のままの「やんちゃ」な感じでいいですね。でも、事故だけは
「ダメよ~ダメダメ」(2014年の新語・流行語大賞)でお願いします。
(M.K. 記)