「広報かまがや」12月15日号に市民の皆様に「健康だより」を発信

2017年12月25日掲載

このコラムは年に2回(6月と12月)掲載していますので、是非ご覧ください。

『歯周病は怖い病気』
歯周病は、成人の歯を失う原因の40%以上を占める病気で
す。歯周病とは、読んで字の通り「歯の周りの病気」です。歯を支
える骨や歯肉に発生する炎症性の病気で、あまり痛みを感じる
ことなく歯を支える骨や歯肉を減少させて、歯肉の腫れやブ
ラッシング時の出血を起こします。むし歯になっていない健康な
歯でも、歯周病が重症になると抜歯になってしまうケースも少な
くありません。
近年、むし歯は減少傾向にありますが、歯周病に関してはまだ
「世界で最も患者数が多い病気」としてギネスブックに認定され
ています。日本でも成人の80%以上が程度の差はありますがす
でに歯周病を発症していると言われています。
そして歯周病は、糖尿病や妊娠、誤嚥性肺炎などの呼吸器系疾
患、心臓や血管系疾患等の全身疾患との関連性が色々な研究で
わかってきています。
歯周病を抑えて、“健口”な状態を保つためにも、定期的な歯科
医院への受診をおすすめします。
(公社)船橋歯科医師会

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