「ググる」、広辞苑に載らなかったってよ
2017年12月15日掲載
ここ数年、注目を集めているハロウィンですが、これはキリスト教の行事です。調べるものによってまちまちですが、無宗教である人口比率は、日本は世界で4番目のようです。それにもかかわらずバレンタインやハロウィン、クリスマス、その他色々、とにかくカタカナ行事が大人気。
ところでそのハロウィンで必ず出てくるオレンジのカボチャですが、これが本当のパンプキン。私達が普段食べているカボチャは、パンプキンとは言わず「スクワッシュ(Squash)」と言うみたいです。カボチャ=パンプキンとなった原因は大正時代に遡るようです。そうそう、「斎藤さんだぞ!」でおなじみの「齋」の字ですが4種類もあるそうで、その理由は昔の役人の書き間違い(諸説あり)とか。
世の中、ちょっとした間違いがそのまま使われることにより、正しい(?)日本語になってしまうのですね。そしてそういった新語や造語も広辞苑に載れば立派な日本語という事でしょうか。それにしても10年間で1万項目も増えるなんて、言葉の変化って凄まじい…
(H.N.記)
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