呑んだくれ
東日本大震災から5年がたちました。
その患者さんは2011年の東日本大震災被災者として家族一同で千葉県に引っ越してこられ、しばらくしてお父さんと息子さんだけ経営する水産会社再建のために岩手県に帰り、家族は二重生活となりました。時は流れ、この夏やっと岩手県に復興住宅が出来、仮設から移り住むことができるようになったのですが、娘さん達は千葉県での仕事が充実し、お母さんも一緒に住むお姑さんの具合が思わしくなく、暖かい千葉県で暮らすことを選択。結局二重生活は解消されず、これからも昔のように家族一緒に暮らすことは無いだろうと思われます。
いくらゴージャスな復興住宅が出来上がっても5年という歳月は長すぎました。それでもこの年末年始には千葉県の住宅に久しぶりに家族一同集り過ごす、ということです。
ちなみに、千葉県に来て一番驚いた事は、千葉県人は毎日お酒を飲まず、「飲み会」に参加しても皆、お酒を飲む量が少なすぎる!ということだそうです。(20歳代娘さん談)
東北人、恐るべし! (M.K. 記)