義足と義歯と
2016年11月05日掲載
少々時間が過ぎましたが、「リオデジャネイロパラリンピック」感動しました!
視力や知力に障がいのある選手の技術や感覚、精神を磨く努力にも感動しましたが、特に義足の選手に注目していました。「義足」は近年その技術に目をみはる向上があり、パラリンピック選手の記録がオリンピック選手の記録に追いつけ、追い越せの現状となっていることに驚きました。選手は健常者の普段は使わない筋肉をも鍛え、足のあるときとは走り方や体の重心も変えて、義足を自分の体の一部として使いこなしています。いや、もはや運動能力に関しては自分の体以上かもしれません。走り幅跳びの選手の多くが踏切の足に義足サイドを選んでいることに、それは現れています。しかし、その選手たちも初めて義足をつけたときには接合部が炎症を起こし腫れあがり、走ることはおろか立つことも歩くことも出来ないというマイナス地点からリハビリをし、そしてリハビリを厳しい訓練へと昇華していき頂点を目指すのです。
「義歯」は天然歯を超えることはできないのかな―・・・と考えたりしながらテレビを見ていた期間でもありました。 (M.K.記)
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