俳句力と老人力
2016年09月11日掲載
もうすぐ敬老の日です。老人を敬い、長寿を祝う日です。
東京新聞「平和の俳句」に一句投稿したところ江戸東京博物館で行われる公開選句会ライブに当選したので行ってきました。選者は金子兜太さん、いとうせいこうさん、TV「プレパト」の毒舌選者で人気の夏井いつきさんです。
このなかで、なにより驚いたのは今年96歳の金子兜太さん!もちろんプロの俳人としての選句の早さと鑑賞眼には感心しましたが、30分の休憩をはさみ4時間余りを俳句を選びながらしゃべる、しゃべる!話しっぱなし!その間に机の上にあるエビアン水をボトルのままゴクゴクと飲み干し、噎せもしません。今週、熱が出たことを心配されても「ある女性に恋焦がれていて熱がでてしまいました。」とすぐさま返し、頭の回転もバッチリ、ユーモアセンスもなかなかで楽しい時間を過ごさせていただきました。大賞は
原爆忌ボタンひとつで炊ける飯
他の2人からも、いや、大勢の人から尊敬され、大切にされている金子さん。「敬老の日」なんて無くても、いつでも敬われ慕われている人って素晴らしいですね。
(M.K記)
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