虹立つや戦争しない国が好き

2015年08月27日掲載

8月も終わろうとしています。

今年は戦後70年に加え、特定秘密保護法や集団的自衛権行使容認の動向等の問題もあり、今まで以上にTVで戦争のドラマやドキュメンタリーが放映され、関連本が沢山出版されました。その中の1冊をご紹介致します。

「戦争しない国が好き!」おのだめりこ編著  高文研(2015年7月15日第1刷発行)

この本は中学3年生夏休みの課題「身近な人達の戦争体験聞き書き学習」の取組の中の一部抜粋です。話をした戦争体験者を主人公とし三人称で登場させているからなのか、他人事ではない経験した事実のような文章で感動しました。疎開生活、学徒動員、シベリア抑留、前線の様子や各地の大空襲や原爆体験まで私の知らない一般市民の事実が沢山載っています。編者のおのだめりこ先生は私の中学時代の現国の先生であり、つまりこれを書いた人達は私の学校の後輩に該当するのですが、とてもそうとは思えませんでした。私も亡き父に東京大空襲(当時17歳・墨田区本所吾妻橋居住)の時の話をもっと聞いておけばよかったと悔やまれます。歯科医ではない、父親でもない「日本男子」に出会えたことでしょう。

家族で「戦争」について話し合う時間も必要ですね。

                             (M.K.記)

「虹立つや戦争しない国が好き 相沢樹来(高校3年生)」2014年度国民文化祭俳句大会文部科学大臣賞受賞作品由来の題名

 

 

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