「広報かまがや」12月1日号に、船橋歯科医師会から鎌ケ谷市民の皆様に向けたコラムを掲載しました。
2014年12月21日掲載
このコラムは年に2回(6月と12月)掲載していますので、是非ご覧ください。
『歯ぎしり』
歯ぎしりはブラキシズムともいいますが、大きく①歯をこすり合わせて起こるグラインディング②歯を食いしばるクレンチング③歯をカチカチ合わせるタッピングの3種類に分かれます。
歯ぎしりの原因ははっきりとは分かっていないのですが、ストレスの代償や神経系の異常な活動などによって起こるといわれています。軽い歯ぎしりは、大なり小なり誰にでも見られる行為であり、生体にとって比較的安全なストレス管理機能を担っているともいわれています。
しかし中には、睡眠時などに食事時の数倍から数十倍におよぶ力で歯ぎしりをする人がおり、年月とともに歯がすり減り、しみてきたり歯周病を悪化させたりします。さらに、歯を支える骨が補強の目的で膨らんできたり、顎が痛くなって口が開かなくなったりといった症状を引き起こします。
治療法としては、スプリントやナイトガードと呼ばれる装置で歯列をカバーしてかむ力の負荷を和らげたり、ストレスをコントロールしたりします。
気になる人は、歯科医院で相談してみてください。
(公社)船橋歯科医師会
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