昭和の火
2016年02月02日掲載
ゲゲゲの鬼太郎、水木しげるさんが亡くなった。昭和の火がまた一つ消えた。
今年は申年。「悪いことが去る」や「病が去る」などいいことや幸せがやってくるという年とする一説がある。申年の新年を祝う初詣に最近の神社は見た目がきれい。よく見るとしめ縄が藁に似たビニール。紙垂(しで)は白いプラスチック。日が当たると確かにきれいに輝く。きれいであるのはいいが、本来持っている古来の意味合いは何でもいいのか、気持ちは大変複雑になる。
伝統も消えていく日本。
(N.T.記)
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